先週旅行に行ったのは、あることが達成できたお祝いでした。
あることとは、経済的なこと。日本からシンガポールに引っ越し、そのあと今度はアメリカへ。Pの仕事もいくつか変わり(日本からシンガポールは同じ会社ではありましたが)、我が家の経済状態はなかなか落ち着きませんでした。
特にアメリカに越してきてすぐは家具など全部買わなければならなかったし(日本で使っていたものはほとんど処分し、シンガポールでは家具付きの物件に住んでいました)、Pの仕事も定まらなかったし、夫婦ともフリーランスで高い健康保険料を毎月支払い、うたこの保育料も月1000ドル支払い……と、これまでの貯金が頼りの生活だったのです。
一昨年がこんな風だったので税金(私の所得税)も払えておらず、少し落ち着いた昨年に2年分まとめて払うことになり(しかも一昨年は私としてはこれまででいちばん収入が多かった)、税金だけでも大変なことに。
ということで、去年は赤字とはいかないまでも貯金はあまりできませんでした。
それでも去年からはかなり真剣に経済状況改善に努めて(日頃の節約だけでなく将来の備えなども)目標を立て、今年になってその目標がようやく達成できたので旅行に行ってきたというわけです。
Junjun家が家計改善のためにやったことをメモ代わりに書いておきます。(注:ど素人がやったことなので参考にしないほうがよいかも!)
①家計簿をつける
これはPの職業がアカウンタントだからかどうかわかりませんが、彼は独身のときからずっとやっていて、今もやってもらっています。彼は性格上細かくつけるので時間がかかりますが、適当でもつけておくほうがよし。まずはどこにいくら使っているかを把握しないと節約もできません。
意外なところに意外とお金を使っていたりするものなので、数ヶ月でもよいからつけてみるとよいですね。
②予算を立てる
年間と毎月の予算を立てる。毎月の予算は食費や生活用品、通信費、光熱費など。月によって支出額の大きく違う項目については年間で考える。たとえば、クリスマスに増える交際費やバケーション費用など。その時になってお金がない!とあわてないよう、その分を毎月の収入から取って残しておきます。
項目ごとに予算を立てていくと、いかに自由になるお金が少ないかに気づき、愕然とします。(もちろん収入がすごく多ければ違いますが)
③資産配分する
簡単に言うと「お金にラベル付けする」ということ。予算も「ラベル付け」ですが、貯金や投資等の資産についてもラベル付け(退職後の備え、教育費、家の購入資金など)して、しかるべきところに置いておく。
日本を出るときに解約した定期預金など、そのままどこかの口座に置いたままだったので、このあたりもちゃんと整理をしました。
収入についてもこうして分けて先に取っておくことで、「気がついたら残っていなかった」という事態を避けることができます。
④節約する
当たり前だけど、無駄なところにお金を使わない。我が家がやったことをいくつか挙げてみます。
・ケーブルテレビの解約
そもそもテレビを殆ど見ていなかったし、今はインターネットがあってケーブルテレビがなくても特に困らないので。
・Netflixの解約
Netflixは月10ドル程度で映画やテレビショーがオンラインでいくらでも見られるサービス。特に高くないけど(安いよね)、これもあまり時間がなくてそれほど見ていなかったので解約。
代わりにというわけでもないけれど、AmazonのPrime会員になりました。年間79ドルだったかな。これで特定の商品は送料無料で2-day shippingのサービスを受けられ、Netflixほど充実していないものの、無料のオンラインビデオもあり、1本数ドルで購入も可能。結局差し引きゼロかもしれないけど、送料無料がある分お得でしょうか。
・固定電話の解約
これはほぼ100%アンケートやセールスの電話しかかかってきたいなかったので(家族も友人も皆携帯にかけてくる)解約。なくても特に困ることはありません。
・図書館を利用する
本は買うと保管場所にも困るし(Kindleなら場所取りませんが)、一度読んだ本をまた読み返すということをほとんどしないので、図書館にある本は買わないで借りる。
・外食やデリバリーをしない
子どもが小さいこともあって、夜の外食はもともとあまりしていませんでしたが、節約のためにさらに減りました。基本的に外食をするのは旅行中または友人に会うとき。コーヒーも旅行中や人と会うとき以外は外で買いません。
外食やデリバリー以外の食費は実はなかなか節約できていないのだけど、食べ物は安全や健康の問題もあり、安ければよいというわけにはいかないので難しいところです。
・衝動買いをしない
よく考えてから買う。「自分へのご褒美」を簡単にあげない。この前の旅行はご褒美的なものでしたが、これは以前から「○○が達成できたら旅行しよう」と決めていたのでよしとしておきます。
・安く買う
できるだけアウトレット的なお店で買う。
CostcoやBJ'sといった大型卸売りスーパーの会員になる手もありますが、我が家は入っていません。どうなのかな。入ろうかと思うこともあるけれど、年会費を払ってまで行く価値があるのかどうかな?
・安いからといって飛びつかない
上と逆のことを言っているようですが、安くても要らないものは買わないということです。最近GrouponとかLiving SocialとかGoogle Offersとか、クーポンのお知らせが山のように来ますが、安いからといって不要なものを購入したり、不要な外食をしたりするのは浪費。ほしいもののクーポンだけを購入。
⑤人と比べない
食べ物も買えないほどお金がない場合は別でしょうが、お金がないことに関するストレスのほとんどは周りの人と比べることから発生するんだそうです。(そういえばKONISHIKIさんが以前、ハワイでの子ども時代は貧しくて靴もなかったけど、周りの子たちも靴履いてなかったから平気だった、というような話をされていました。)
周りと比べても仕方ないし、質素な暮らしをして大きな家を買う人、グルメで食べ物にお金を使う人、借金してでも派手な暮らしをする人、お金持ちなのに倹約している人など、人によってお金の使い方はいろいろですよね。隣の家が年2回海外旅行に行っているからといって自分たちもそうしなければならないわけではなく、限られたお金だから自分の納得のいくところに使いたいと思います。
経済的なことだけ考えたら我が家もまだまだ改善の余地はいろいろあり、人から見たら贅沢に見える部分もあるかもしれませんが、そこは経済と生活の質のバランスを考えて各家庭で決めるところですね。たとえば家賃の安いところへの引っ越し、車を処分する、もっと安い食べ物を買う、うたこの習い事をやめさせるなどが考えらるけど、どれもそこまでは踏み切れないので現状のままで。
あとは収入アップを図ることかなー。(ということで、仕事に戻ります!)
2013年2月28日木曜日
2013年2月26日火曜日
Ruby Bridges
黒人の子として南部で初めて白人の小学校に入ったRuby Bridgesの映画を見ました。
1960年、6歳のRubyはアフリカ系アメリカ人として初めて白人との統合教育を行う学校に通うことになりました。黒人の生徒はRubyひとりです。
Rubyがこの学校に通うことに白人たちは猛反対。親たちは子どもを学校に来させなくなります。毎朝学校の前には反対する白人たちが集まって大騒ぎ。6歳の少女に向かって罵声を浴びせ、「殺す」と脅します。
Rubyの登校の様子を描いたこちらの絵が有名です。→★
北部(ボストン)出身の教師一人を除き、白人の教師たちも皆Rubyを教えることを拒否。Rubyのお父さんはこのために職を失い、近所の食料品店への出入りも禁止されます。
一緒に見ていたPが「これが僕らの娘だったらどうする?」
私だったら6歳の娘が「殺す」とまで脅されていたら、もうその学校へ通わせることはできないと思いますが、Rubyの両親はほかの黒人の子たち皆の将来のために頑張りました。素晴らしいですね。
こんなひどい出来事が起こったのがたった53年前のこととは信じられない気持ちです。現在70歳代の義母はものすごい移り変わりを見てきているわけですね。(彼女は北部出身なので事情は違ったけれど)。そう考えると、オバマ大統領が誕生したときの義母の感激ぶりもよくわかります。
ローザ・パークスのモンゴメリー・バスボイコット事件は58年前の1955年。日本の学校で習ったときには遠い国の遠い昔の出来事のように思いましたが、実際はまだまだ最近のことなんですよね。
この映画、とにかく自分の娘(もうすぐ6歳で半分黒人)とRubyの姿がかぶり、余計にショッキングでした。
詳しくは知らないのですが、今、日本の一部では「○○人を海外に追放しろ!」といったプラカードもってる人たちがいるそうですね。また、アメリカでも人種差別がなくなったわけではありません。
今でも世界のあちこちでひどい差別が残っていることを考えると暗澹たる気持ちになりますが、この50~60年での人種差別をめぐる状況の改善ぶり(学校も分離されていた状態から黒人の大統領が誕生するまでの進歩)を考えれば、今後も社会はよい方向に変わっていくだろうと期待がもてます。
娘の学校ではマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーにはキング牧師のことを学び、ハイチの独立記念日にはハイチの文化を学ぶといった風に、折に触れ、肌の色の違い、いろんな国の文化などについて学んでいます。人権の尊重や平和の実現などに関して、教育は本当に大切ですね。
娘が大人になったとき、今よりもずっとずっと住みやすい社会になっていますように。
1960年、6歳のRubyはアフリカ系アメリカ人として初めて白人との統合教育を行う学校に通うことになりました。黒人の生徒はRubyひとりです。
Rubyがこの学校に通うことに白人たちは猛反対。親たちは子どもを学校に来させなくなります。毎朝学校の前には反対する白人たちが集まって大騒ぎ。6歳の少女に向かって罵声を浴びせ、「殺す」と脅します。
Rubyの登校の様子を描いたこちらの絵が有名です。→★
北部(ボストン)出身の教師一人を除き、白人の教師たちも皆Rubyを教えることを拒否。Rubyのお父さんはこのために職を失い、近所の食料品店への出入りも禁止されます。
一緒に見ていたPが「これが僕らの娘だったらどうする?」
私だったら6歳の娘が「殺す」とまで脅されていたら、もうその学校へ通わせることはできないと思いますが、Rubyの両親はほかの黒人の子たち皆の将来のために頑張りました。素晴らしいですね。
こんなひどい出来事が起こったのがたった53年前のこととは信じられない気持ちです。現在70歳代の義母はものすごい移り変わりを見てきているわけですね。(彼女は北部出身なので事情は違ったけれど)。そう考えると、オバマ大統領が誕生したときの義母の感激ぶりもよくわかります。
ローザ・パークスのモンゴメリー・バスボイコット事件は58年前の1955年。日本の学校で習ったときには遠い国の遠い昔の出来事のように思いましたが、実際はまだまだ最近のことなんですよね。
この映画、とにかく自分の娘(もうすぐ6歳で半分黒人)とRubyの姿がかぶり、余計にショッキングでした。
詳しくは知らないのですが、今、日本の一部では「○○人を海外に追放しろ!」といったプラカードもってる人たちがいるそうですね。また、アメリカでも人種差別がなくなったわけではありません。
今でも世界のあちこちでひどい差別が残っていることを考えると暗澹たる気持ちになりますが、この50~60年での人種差別をめぐる状況の改善ぶり(学校も分離されていた状態から黒人の大統領が誕生するまでの進歩)を考えれば、今後も社会はよい方向に変わっていくだろうと期待がもてます。
娘の学校ではマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーにはキング牧師のことを学び、ハイチの独立記念日にはハイチの文化を学ぶといった風に、折に触れ、肌の色の違い、いろんな国の文化などについて学んでいます。人権の尊重や平和の実現などに関して、教育は本当に大切ですね。
娘が大人になったとき、今よりもずっとずっと住みやすい社会になっていますように。
2013年2月15日金曜日
家族のつながり
いろいろ書きたいことはありますが、なかなか時間がとれません。(3つもブログあるもんね……)
今日こんな記事を見つけました。(クリックすると記事に飛びます)
「時代おくれ」という言い方はどうかと思いますが(ゲイの結婚を認めるかどうかは「時代の流れだから」という理由ではなく、それが本質的にどういうことなのかを考えて決定されるべきだと思うので)、この記事に書いてあること、概ね賛成です。
ビートたけしさんの発言は冗談のつもりだったのでしょうか?? ゲイカップルを動物に例えるというのはいけませんよね。
こういう問題でよく感じるのが、日本は血縁関係が大切ということ。いや、大切というより「血縁にこだわることが多い」と言ったほうがよいかな。たとえば養子や里子も日本では少ないですよね。
アメリカでは、と言っても私の知っている範囲ですが、「子どもは社会のもの」という意識が強いように思います。アメリカは弱肉強食の国と思われていますが、子どもに対しては援助が以外に厚いと感じます。(一定の収入に達しない家庭への給食費の補助や保育料の無償化、医療の無償化など)
また、離婚や再婚も多いせいか、日本ほど血縁にこだわらないところがあります。
たとえばPの家族。Pのいちばん上のお兄さんはお父さんが違いますが、Pパパと親子として過ごした期間が長いため、PパパとPママが離婚したあとでもずっと親子として付き合っていますし、P兄の子どもたちもPパパのことをグランパと慕っています。
そしてP兄自身も義理の子ども(奥さんの連れ子)がいますが、その連れ子にとってもPパパはグランパで、遊びに行って泊まったりしています。
えーっと、だんだんややこしくなってきましたが、さらにPパパの今の奥さんに至ってはそういった子どもたちや孫たちとは血縁関係はもちろん一緒に暮らしたこともありませんが、そういう皆とファミリーとして付き合っています。
図を描かないとわかりにくいかな(笑)。
また、人種の違う子を養子にもらうことも多く、Pの友人は自分はアメリカ人(白人)ですが、養子に来た弟は韓国人。Pのいとこは黒人ですが、ヒスパニック系の子を養子にもらっています。(一見して血縁関係がないとわかっても気にしない、ということですよね)。
そんな中にいると、家族って単に血のつながりではないなーと思います。
そもそも、夫婦がそうですよね。元は他人同士だけど、大切な家族。
ゲイカップルの話に戻ると、ゲイの結婚が認められているマサチューセッツ州ではパパ二人やママ二人の家庭もあります。周りの大人たちがそれを普通に扱っているから、ビートたけしさんが心配するように、子どもたちが「お前のお母さんはお父さん?」なんてことは言いません。
うちの隣りにゲイカップルがいますが(子どもはなし)、5歳のうたこも彼女なりに理解しているようです。本人は結婚するなら男性としたいと言っていますが、男同士や女同士のカップルがいることもわかっているようです。
回りに変に思われるからやめろというのは違っていて、この点では渡辺えり子さんの「そうならないように皆がやっていけばいいんじゃないですか。愛をもって育てれば同じゃないですか? 同性婚も異性婚も」という発言に全く同意します。
血縁なんてどうでもいいとは言いませんが、「愛」のほうが重要ですよね!
今日こんな記事を見つけました。(クリックすると記事に飛びます)
欧米ではビートたけしは時代おくれ?
欧米では次々と施策が進むが…
「時代おくれ」という言い方はどうかと思いますが(ゲイの結婚を認めるかどうかは「時代の流れだから」という理由ではなく、それが本質的にどういうことなのかを考えて決定されるべきだと思うので)、この記事に書いてあること、概ね賛成です。
ビートたけしさんの発言は冗談のつもりだったのでしょうか?? ゲイカップルを動物に例えるというのはいけませんよね。
こういう問題でよく感じるのが、日本は血縁関係が大切ということ。いや、大切というより「血縁にこだわることが多い」と言ったほうがよいかな。たとえば養子や里子も日本では少ないですよね。
アメリカでは、と言っても私の知っている範囲ですが、「子どもは社会のもの」という意識が強いように思います。アメリカは弱肉強食の国と思われていますが、子どもに対しては援助が以外に厚いと感じます。(一定の収入に達しない家庭への給食費の補助や保育料の無償化、医療の無償化など)
また、離婚や再婚も多いせいか、日本ほど血縁にこだわらないところがあります。
たとえばPの家族。Pのいちばん上のお兄さんはお父さんが違いますが、Pパパと親子として過ごした期間が長いため、PパパとPママが離婚したあとでもずっと親子として付き合っていますし、P兄の子どもたちもPパパのことをグランパと慕っています。
そしてP兄自身も義理の子ども(奥さんの連れ子)がいますが、その連れ子にとってもPパパはグランパで、遊びに行って泊まったりしています。
えーっと、だんだんややこしくなってきましたが、さらにPパパの今の奥さんに至ってはそういった子どもたちや孫たちとは血縁関係はもちろん一緒に暮らしたこともありませんが、そういう皆とファミリーとして付き合っています。
図を描かないとわかりにくいかな(笑)。
また、人種の違う子を養子にもらうことも多く、Pの友人は自分はアメリカ人(白人)ですが、養子に来た弟は韓国人。Pのいとこは黒人ですが、ヒスパニック系の子を養子にもらっています。(一見して血縁関係がないとわかっても気にしない、ということですよね)。
そんな中にいると、家族って単に血のつながりではないなーと思います。
そもそも、夫婦がそうですよね。元は他人同士だけど、大切な家族。
ゲイカップルの話に戻ると、ゲイの結婚が認められているマサチューセッツ州ではパパ二人やママ二人の家庭もあります。周りの大人たちがそれを普通に扱っているから、ビートたけしさんが心配するように、子どもたちが「お前のお母さんはお父さん?」なんてことは言いません。
うちの隣りにゲイカップルがいますが(子どもはなし)、5歳のうたこも彼女なりに理解しているようです。本人は結婚するなら男性としたいと言っていますが、男同士や女同士のカップルがいることもわかっているようです。
回りに変に思われるからやめろというのは違っていて、この点では渡辺えり子さんの「そうならないように皆がやっていけばいいんじゃないですか。愛をもって育てれば同じゃないですか? 同性婚も異性婚も」という発言に全く同意します。
血縁なんてどうでもいいとは言いませんが、「愛」のほうが重要ですよね!
2013年2月7日木曜日
大雪の予報で思うこと~「頑張る」日本~
明日はボストン地方に「歴史的」なスノーストームが来るそうです。金曜日から土曜日の夜までずっと降り続けるとか。今のうちに食品を買い込んで置く人でスーパーは大混雑。棚もガラガラという事態です。
明日の休校も早々に決まりました。(現地校金曜日お休み、土曜日の日本語学校も休校決定)。
で、思い出したこと。
そういえば、日本で雪で休校ってほとんどなかったよな~ということ。
私が育ったところは近畿地方でも北の端っこで、冬はけっこう雪が降ります。家の前の道路には融雪設備がついているくらい降ります。
でも雪で休校になった記憶はなし。一度くらいはあったのかなあ?
電車が止まっているのにバスに乗って高校に行った思い出もあります。うちの父は隣の食料品店のおじさんが仕入れに行く車に乗せてもらって仕事に行ってたなあ。
教師していたことがあるのですが、その高校にはかなり山深いところから通ってきている生徒もいて、1メートルを超す大雪の日でも自転車で学校来てました。すごく時間がかかって1時間目か2時間目の途中に雪まみれになって教室に入ってくる子とかいましたね……。
日本では雪だけじゃなくて台風の日もがんばりますね。
会社勤めだったとき、ちょうど朝の通勤時間帯に台風で暴風雨だったことがありました。そのオフィスは駅からバスに乗って行かないといけないのですが、ものすごい長蛇の列。横殴りの暴風雨の中、バス待ちの人たちはみなずぶ濡れ……。私は駅で出会った同僚が上手い具合にタクシーを呼んでくれたのでずぶ濡れにならずにすみましたが、あの日はすごかったなー。
でも「台風だから休みます」とは言えないのですね……。(こっちだったら誰も行かないと思うけど……)
日本はやっぱり「頑張る」社会だなと改めて思いました。
数日前の雪の予報が外れて気象庁が謝ったとかなんとか言っていますけど、天災の場合は念には念を入れて大事をとっておいたほうがよいと思いますね。あまり頑張り過ぎないで。
ということで、頑張り過ぎない我が家は家にこもってのんびり過ごす予定。Pが今、買い出しに行ってます。今日買いこんでいる人が多いので、スーパーの棚がかなり空になっているそうなのですが、ビールとワインはありますように(笑)。
明日の休校も早々に決まりました。(現地校金曜日お休み、土曜日の日本語学校も休校決定)。
で、思い出したこと。
そういえば、日本で雪で休校ってほとんどなかったよな~ということ。
私が育ったところは近畿地方でも北の端っこで、冬はけっこう雪が降ります。家の前の道路には融雪設備がついているくらい降ります。
でも雪で休校になった記憶はなし。一度くらいはあったのかなあ?
電車が止まっているのにバスに乗って高校に行った思い出もあります。うちの父は隣の食料品店のおじさんが仕入れに行く車に乗せてもらって仕事に行ってたなあ。
教師していたことがあるのですが、その高校にはかなり山深いところから通ってきている生徒もいて、1メートルを超す大雪の日でも自転車で学校来てました。すごく時間がかかって1時間目か2時間目の途中に雪まみれになって教室に入ってくる子とかいましたね……。
日本では雪だけじゃなくて台風の日もがんばりますね。
会社勤めだったとき、ちょうど朝の通勤時間帯に台風で暴風雨だったことがありました。そのオフィスは駅からバスに乗って行かないといけないのですが、ものすごい長蛇の列。横殴りの暴風雨の中、バス待ちの人たちはみなずぶ濡れ……。私は駅で出会った同僚が上手い具合にタクシーを呼んでくれたのでずぶ濡れにならずにすみましたが、あの日はすごかったなー。
でも「台風だから休みます」とは言えないのですね……。(こっちだったら誰も行かないと思うけど……)
日本はやっぱり「頑張る」社会だなと改めて思いました。
数日前の雪の予報が外れて気象庁が謝ったとかなんとか言っていますけど、天災の場合は念には念を入れて大事をとっておいたほうがよいと思いますね。あまり頑張り過ぎないで。
ということで、頑張り過ぎない我が家は家にこもってのんびり過ごす予定。Pが今、買い出しに行ってます。今日買いこんでいる人が多いので、スーパーの棚がかなり空になっているそうなのですが、ビールとワインはありますように(笑)。
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