図書館から(といってもデジタルなのでオンラインで)このオーディオブックを借りて聞きました。
渡辺由佳里さんの『ジャンル別 洋書ベスト500』でも紹介されていた、"Moonwalking with Einstein"です。
ジャーナリストの著者が1年間記憶力強化に挑戦し、Memory Championshipに出場します。
自分の記憶力向上に役立つかな~と思って読み始めたのですが、ここで著者が訓練した記憶力は日常生活で必要な記憶力とは少々違うようで、どちらかというとスポーツ選手の訓練話みたいでした。(Memory Championshipに出場する人たちは"Mental Athletes"なのです。)
でもこの本で、トップレベルまで到達する人たちの訓練の仕方(進歩が止まってしまったときにどう打破するかなど)といった、記憶力の分野を超えて何の分野にでも応用できる力のつけ方が学べます。何でもそうですが、自分で「この程度できればいいや」と(無意識にでも)思ってしまうと進歩が止まりますよね。その時にどうするか、といったこと。
日本ではオーディオブックってあまり聞いてる人がいないと思うのですが(私が知らないだけ?)、こちらに来てからよく聞くようになりました。散歩しながら、家事しながら、など「ながら」聞きができるのがうれしいし、ふだん仕事でPCに向かっているので、さらに本を読むとなると目が疲れ、その点でもオーディオブックはありがたいです。
図書館で借りることがほとんどですが(同じ本を二度読む・聞くことをあまりしないため&節約のため)、オーディオブックは少ないのが残念です。もっと増やしてほしいなあ。(とここで日本語でつぶやいていても聞こえないんだけどね。)
0 件のコメント:
コメントを投稿