Nick and Margaret Too Many Immigrants in UK Episode 1 BBC Documentary 2014
Nick and Margaret Too Many Immigrants in the UK Episode 2 BBC Documentary 2014
内容についてはハフィントンポストの記事(上にリンクあります)や元のブログ記事のほうに詳しい紹介がありますが、イギリスで増え続ける移民について厳しい意見をもつイギリス人5人と移民5人をペアにしてお互いの生活ぶりを知り、最後に自分が組んだ移民がイギリスにとってGain(利益)かDrain(損失)かをイギリス人が判断するというものです。
実際に移民の暮らしぶりを知ってみると、それまで反対していた人たちの意見がかなり変わってきます。特に2年間仕事がないと嘆いていたイギリス人の若者はフランスから来たカフェ店員の女性に逆に仕事探しの方法をアドバイスしてもらったりなんかして、自分はこれまで甘かった、って悟るところなど、ほんとおもしろかったです。移民の実際の仕事ぶりや生活を知らずに思い込みで「移民のせいで俺らの仕事がなくなった」と思っていたのですね。
また、ちゃんとしたデータではなく、人づての話や自分の思い込みで反対していた人たちも多かったです。データを見てみると、例えば移民の子の多い学校のほうが成績がよいとか(これはアメリカでは当てはまらないと思うけど)、一人当たりの平均医療費も移民のほうが少ないとか(若い人が多いため)、移民の犯罪率が特に高いわけではないとか、いろいろとわかってきます。
移民問題に限らず、不確かな情報や思い込みで判断してしまっていることってけっこうあると思うので、戒めにしたいです。
あとね、自分も移民の子なのに「移民多すぎる!」って反対してる人もいて、なんだかなあ~と思いました。
アメリカでは私自身も「移民」ですから、余計に興味深かったのかもしれませんが、日本もこれから労働人口が足りなくなって移民をもっと受け入れようかという話になっていると思いますので、そういう視点で見てみるとおもしろいかも。
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